船橋競馬の予想の上で、最も基本的かつ効果的なものが枠の有利不利についての理解である。
結論からいうと、外枠有利であり、この傾向は南関東競馬4場の中にあって、唯一のスパイラルカーブを採用している点にあるといえる。
スパイラルカーブはコーナーの入口部分が緩やかな曲線で、出口付近が急カーブとなっている構造のカーブで、外回しをした馬がコーナーに突入する際の負荷軽減と、出口の急カーブにより馬郡がばらけるので詰まることなく直線差し勝負に望める事になる。結果としてこの構造が外枠有利をもたらす原因となる。
表1から、外枠の回収率の向上具合がオッズに織り込まれていない事がわかる。
また、内外と脚質を合わせて確認すると特に先行での成績の上昇が顕著であることがわかる。
この事は、外回しをする先行馬が船橋競馬場での有利を享受していることを表していると考えられるだろう。
以上から、船橋競馬場での基礎戦術は以下である。
結論:外枠・先行を狙おう